「僕はカルゲアっていうんだ。君はなんていう名前なの？」
「う、うん、え？何？今僕殴られた？」
「リンゴも地域によって味とか形とか違うんですよ。あ、団長も食べます？」
「・・・僕達の前から消えろ」

魔の国スペルザンタの研究団員。団長エフライ直属の部下。
昔は相当な悪戯っ子だった。そのせいで事故を起こして死にかけたことがある。
助けを呼んでくれたシャルホと、奇跡的な処置を施したエフライのおかげで命拾いをした。
今でもこの2人には逆らうことができない。
しかし、それが原因で彼の精神はどんどん追い詰められてゆくことになる。

おっとりした性格だが、ちゃっかり腹黒い。笑顔でとんでもないことを言う。
どちらかというと好戦的。困ったらとりあえず銃をぶっ放すことで解決しようとする。
シャルホは双子の姉、彼女のことはお姉と呼んでいる。
両親もスペルザンタの研究団員だったが、死神事件の犠牲者となってしまった。
その事実に、普段は気丈な姉が泣き崩れたのを見てから、姉は守りたいという想いが強い。
飲兵衛だがシードルには弱く、飲むと普段は酔わないファルジもへべれけになる。

昔の事故の影響で温感触覚痛覚等、触れる物に関しての感覚が鈍い。
刺激が強い程感じなくなるようで、小さな怪我より大きな怪我を放置しがち。